2013年度からつかわれる高校英語の教科書で、アニメなどのキャラクターをかたちどった弁当「キャラ弁」、メールにつかう「顔文字」が日本の文化として紹介されることになりました。




~日本文化の「いま」英語で~

<教科書の一例>
文英堂出版…「最近では米国人の間でも人気がある」と紹介。インターネットに弁当に関する情報が多く、野菜やハムを使って動物の顔などをつくる「キャラ弁」は、英語でも「charaben」という表記で使われている実態にも言及した。

開隆堂出版…キャラ弁をみた外国の人が「日本人はとても独創的ね」とおどろく文章をのせた。

啓林館出版…英語の顔文字と比較し、「日本は目で感情を表すが、英語は口で表す」と違いを説明。英語だと顔が横向きになるのも特徴だが、理由ははっきりしない。啓林館の担当者は「いろいろな文献をしらべたが、違いの理由に踏み込んだものは見当たらなかった。」と解説。
  2012年3月28日づけ 朝日新聞より一部抜粋

そのほか、英語圏の若い人がつかう略語表現もあたらしく紹介されているのだとか。
英語
たとえば、
「すばらしい」 great → gr8 
「すいません」please → PLS
といったもの。

教科書にのってはいないかもしれませんが、私の知っているそのほかにも略語もご紹介。
「あなたへ」for you → 4U
「(笑)」 lots of laugh → LOL
「なんてこった!」Oh My God!→ OMG

日本語でも10代の子どもたちは略語をつかっていますよね。
「チョベリグッ!」(チョーベリーグッドの略)などもそうです。
言葉はやっぱり生き物。国が変わってもだんだんと変化していくのは、どこの言語でも同じということなのでしょうね。