2011年度4月から、公立小学校では小学生英語が新しくスタートしました。
(正確には、“外国語活動”ですが当ページではわかりやすいように“英語授業”と書かせていただきます)

ですが、とにかくはじめてのこころみで、実際の先生たちの間ではまだまだ問題点が多いようです。




<2011年度 小学生英語問題点まとめ>

■ケース1■外国人講師をめぐるトラブル
・講師に支払うお金がたりない(予算がたりない)
・地域によって外国人講師にかけられる予算が違うので、全国で英語授業の質が統一にならない。
・予算の都合により、日本語をじゅうぶんに話せない講師をやとうこともおおい。そのために小学校教師とのコミュニケーションがうまくとれず、結果として人間関係がうまくいかない。
・外国人講師が急に帰国してしまうことがある(就労ビザではなく、観光ビザの講師がほとんど) 
・労働条件が思ったより悪ければすぐにやめてしまうこともある。そのために、「生徒と親しくなったとたんにまた別の外国人講師に変わった」ということも。結果的に授業の質がおちる。

■ケース2■英語が苦手な小学校教師
・学校によっては外国人講師をやとわずに、担任の先生が英語授業をおこなっている。だが、もともと小学校の先生になるには英語は不要なので、英語に詳しい先生はごくわずかしかいない。逆に「英語はとても苦手で・・・」という先生もいる。
・子供にまちがった英語をしらずしらずのうちに教えてしまう場合があるかも!?
例) 
先生:何かわからないことがあれば、「Teacher!(先生)」と手をあげて何でもきいてくださいね。
 x ふつう先生に呼び掛けるときには、“Mr./Mis. 名字(もしくは名前)”というのが一般的。ただ、英語圏でも幼児~小学生低学年までは、“Teacher”と呼びかけに使うことがあるので、まったくの間違いでもない。 

■ケース3■法律に関するトラブル
・外注されている外国人講師は小学校の担任の先生と連携して授業をつくってはいけないことになっている。そのために、外国人講師だけが考えてきた授業構成では、なかなか濃い内容のものにはならない。
(※上記は外注の場合であり、学校が直接講師をやとっている場合は法律的に問題なし)

いかがでしょうか?小学生男子
まだはじまったばかりの小学生英語は、解決しなければならない問題がやまずみです。ちなみに管理人saiの小学校では外国人講師はやとっておらず、担任の先生が授業を担当しています。小学生5年生からはじまり週1回1時間となっています。
みなさんの学区小学校はどうなっていますか? よければコメント欄からでも教えてくださいね。 

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